※ 画像は、電話取材した企業のホームページにおけるオーガニックコットンについての説明文です。

東北コットンプロジェクトと住友化学について、参加企業、関係省庁に問い合わせたところ、オーガニックコットンの現状について、より詳しくわかりました。

以下のやりとりは、東北コットンプロジェクトの発起人で、オーガニックコットンの紡績に特化している企業との一問一答の骨子です。(古澤敦とは、僕の名前です)

古澤敦:「東北コットンについて担当者の方にお伺いしたいのですが?」

担当者:「どんなお問い合わせですか?」

古澤敦:「御社のオーガニックコットンは、ホームページによると、”オーガニックコットンとは、遺伝子組み換えを行っておらず、3年以上農薬や化学肥料を使っていない農場で有機的に育てられ作られた素材のことです”と書いてありますよね」

担当者:「はい、その通りです」

古澤敦 : 「東北コットンには、住友化学が4種類のワタ専用の農薬の提供をしていますよね?」

担当者;「それは知りませんでした。ですが、東北コットンは、そもそもオーガニック商品として扱っておりませんので問題ありません」

古澤敦;「ということは、東北コットン以外の御社の製品は、御社のホームページの通り、”3年以上農薬や化学肥料を使っていない農場で有機的に育てられ作られた素材”という理解でよろしいのでしょうか?」

担当者;「はい、その通りです」

古澤敦;「でも、御社が会員となっているオーガニックコットンの認証団体は、110種類の殺虫剤の使用を公表しています。これは、御社のオーガニックコットンは、“農薬を使っていない”という説明と矛盾すると思うのですが、どのようにお考えでしょうか?」

この質問で、話の流れと担当者の声のトーンが変わります。

担当者;「コットンを無農薬で栽培なんて、不可能だと思いますよ。人体に有毒でない農薬は使っています!」

古澤敦;「消費者の中には、”オーガニックコットンとは、遺伝子組み換えを行っておらず、3年以上農薬や化学肥料を使っていない農場で有機的に育てられ作られた素材”だと信じて購入している方も多いと思うのですが?」

担当者;「それは、それぞれの消費者の判断にお任せしております。消費者の誤解のないようにオーガニックコットンの普及に努めております。弊社といたしましては、できるだけ誤解のないような表記に努めております」

古澤敦;「住友化学の農薬を使った東北コットンが、オーガニック専門の御社の工場の設備で加工されています。オーガニックコットンと殺虫剤などを使った東北コットンの分別はしているのでしょうか?それとも、一緒に混ぜて紡績しているのでしょうか?

担当者;「そこまではわかりません。午後2時から仕事のアポがあるので、ここでいったん失礼させてください」

以上、20分ほどの取材でした。

この取材でわかったのは、企業は、消費者に誤解が生じないように、ホームページの記載には配慮しているということでした。

オーガニックコットン製品を専門に扱っている他の企業や小売店にも電話で事情を伺いました。

(続く)

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