※ 画像は、失神して倒れる労働者と縫製工場の一般的な様子です。(赤い三角巾をしている労働者の写ったこの写真と文章には関係がないことをご理解ください)

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カンボジアの衣料品の縫製工場では、労働者として働く少女たちが集団で失神することが頻発しています。こうした工場では、おもにアメリカ、ヨーロッパ、日本など、先進国の衣料品店に並ぶ商品を製造しています。

カンボジア政府は、度重なる調査を行いました。H&M、プーマ、アディダスなどの大手アパレル企業も労働環境の問題点を探ると約束してきましたが、この不思議な現象はなくなりません。

政府統計によれば、2011年以降、カンボジアの工場では毎年1500人から2000人が勤務中に倒れており、多くの場合は100人以上が同時に昏倒しています。

失神というのは、脳の中の血液が瞬間的に遮断されることで、瞬間的に意識を失ってしまうことです。失神が起こる前は、目の前が真っ暗になる感じがしたり、めまい感、悪心などがあることが多いようです。その後は、顔面蒼白となり、意識を失います。

失神の原因は「よくわかっていない」とされています。原因の可能性があるとして取りざたされたのは、労働者の食事の栄養バランスの悪さ、労働環境が摂氏38度近くと高いこと、14時間を超える長時間労働が続くこと、繊維が舞う工場内でありながら、窓が少なく通気性が悪いこと、生地処理で使う有機溶剤やプリントなど石油系溶剤に起因する有毒ガスの発生などです。縫製工場の経営者側は、前の晩に労働者たちが飲み過ぎて、どんちゃん騒ぎをしているせいだと主張しています。

(続く)


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