※ 動画は、大型の電動切削工具で堅い材木を加工している様子です。(大音量注意)

ノコギリ、カンナ、ノミ。注意すれば素手でも使える道具の練習中でも、安全対策については徹底的に指導してきました。

スタッフたちも、小さな道具の扱いについて、なぜ僕が刃先と材木の水平、垂直ついて、異常なくらいに神経質になって厳しい口調で大声で怒鳴っているのかわからなかったそうです。

きょうは、5馬力のモーターで丸ノコを高速回転させて材木を切断する日本製の大型機械を使いました。

カンボジアで手に入る材木は非常に堅いです。材木は外見は同じように見えても、堅い部分とそれほどでもない部分があります。そのため、同じ力で材木を押し続けるとモーターが止まってしまいます。

集塵機(しゅうじんき)がないので、作業者の目に木くずが入らないように、ありったけの扇風機を集めて手前から木くずを吹き飛ばしています。

プロの大工さんなら、もちろん一人でできる作業ですが、女性スタッフ6人でチームを作り、材木を上から下に押さえる係、切断のラインが曲がらないように震える材木を押しつける係に分けました。

新しいマネージャーのリナさん(23歳)が、丸ノコの刃と材木が当たる微妙な感触を指先と目と耳の感覚、うっすらと焦げる材木の匂いで慎重に材木の押し引きをして切断を進めていきます。

僕は、腰を落として材木に刃が当たる震えを見定め、モーターの音の高低を聞き分けながら、ひとりひとりに絶え間なく強い口調で指示を出しています。こんな環境でも、僕の声は大きくて良く通るそうです。

笑うのが大好きなワークショップのスタッフたちに小さな刃物を使っている時でも、「作業中は笑顔を見せるな!」と、僕に思い切りにらまれて怒鳴られてきた理由がよくわかりました」と、リナさんが帰り際に真剣な面持ちで話しかけにきました。

もちろん任意の労災保険にも入っています。病院への搬送の準備もしています。ですが、僕は、どんなに小さな怪我でも、一切の怪我は許さないと伝えています。

細心の注意を払いながら、糸を作るための道具たちを、自分たちで作れるようにさせなければと、身が引き締まる思いです。


https://www.facebook.com/CambodiaCottonClub/videos/1161413500589089/