※ 動画は、湿度を高くしたガラ紡ルームの様子です。

湿度計は、脱脂したヒトの頭髪を 10本以上束ねて張ってあります。髪は、空気中の水分を吸収すると伸び,乾くと縮む性質があります。湿度による伸縮をてこの原理を用いて拡大して指針に伝達するのが湿度計の仕組みです。新しく取り替えたところ、これまで使っていた湿度計よりも15度ほど高く表示されましたので、ミストシャワーの量を減らしました。汗びっしょりだったスタッフは大喜びです。

和綿の扱いに湿度はもっとも重要な要素です。綿繰り機(ジンニング)は乾燥させなければなりません。梳綿(そめん=カード機)も乾燥させていなければメタリックワイヤーがすぐに錆びて使い物にならなくなってしまいます。

撚り子(よりこ)巻きからは、湿度が必要です。巻いた後は、箱の中に入れて霧を吹いて一晩寝かせます。そうすることで、繊維の中空構造(ルーメン)が膨らみます。ガラ紡で糸を紡ぐための前段階です。

ガラ紡機を動かす時も湿度はできる限り高くします。熱帯雨林のワークショップでガラ紡ルームには風も入らず、中は蒸し風呂のようです。和綿の中空構造(ルーメン)を膨らませて繊維と繊維の滑り摩擦の係数を高くするためなのですが、ダイエットにも効果的みたいです(^^;)


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